関西マスターズ 県、5競技誘致で調整
関西広域連合が招致し、6年後に開かれる世界的な生涯スポーツの祭典「関西ワールドマスターズゲームズ2021」で、県内では大津など4市で計5競技を軸に誘致を目指すことになった。県は7月末までに他の競技を含めて検討を進め、同連合などでつくる組織委員会に提出する。
大会は国際マスターズゲームズ協会(スイス)が4年ごとに主催。30歳以上が対象で、毎回開かれるコア競技、大会ごとに種目が変わる非コア競技の計約30競技が行われる。
県は昨年8月、開催地として名乗りを上げ、今年3~4月、県内の競技団体と19市町に地元開催を希望するか照会。希望があった競技と会場の組み合わせを調整していた。
コア競技は、大津市でカヌー(ドラゴンボート)とボート、彦根市で陸上(10キロロードレース)、高島市でオリエンテーリング(ロング)。非コア競技は、長浜市でソフトテニスの誘致を目指す。
他にホッケー、弓道など11競技の団体が開催を希望しており、調整を進める。
他府県と希望競技が重なった場合は組織委が選考し、来年9月にも開催地と競技が内定する見通し。
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