シン・ゴジラ

良い歳したおっさんが昼間っから1人で観に行ってきましたよ。

ネタバレサイトでも散々云われてるけど、
まー、既視感がハンパ無い。

ゴジラの上陸で逃げ惑う群衆、押し寄せる車や瓦礫はまんま3.11の津波だし、ゴジラの放射熱線で火の海と化した東京の街は3.11や阪神淡路大震災、奥尻島の震災後に発生した大規模火災の映像を思い出しましたね。

今回のゴジラはサイズもシリーズ最大なら凶悪度も最悪。あんなん絶望しか無いですよー。

そんな絶望的なシーンから一転、
軽快な音楽で「ヤシオリ作戦」なるミッションが始まる訳ですけども、観た方はヤシオリ作戦の一連のシーンどう思われました?

爆薬を大量に積んだ新幹線や列車、米軍の無人攻撃機、御丁寧に(無人)なんてテロップ入ってましたけど、仮に有人だったとしたら?

ヤシオリ作戦冒頭で防護服に身を包んだ作戦チームを前に長谷川博己演じる矢口が訓示を述べるシーンがありましたけど、あのシーンで作戦チームが身を包んでるのが防護服ではなくて、軍服だったとしたら。

あなたは今、何を連想しましたか?

本当はそう云う話にしたかったのかも知れない。
東京壊滅までの盛り上がりを思えば、
「ヤシオリ作戦」での尻窄まり感はどうにも解せない。
でもそれやったらホント叩かれるだろうし。
各方面から。

個人的な感想ですけれどもね。

房事の神油
スーパーファット  


Posted by 琉奈. at 2016年08月25日16:25