秋の味覚マツタケのシーズンが到来し、収穫の便りが多く届くようになった。豊丘村の飯伊森林組合北部支所では、十三日から飯田下伊那地方のマツタケを売り始め、買い物客や問い合わせ電話でにぎわっている。
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金原史人支所長(48)によると、マツタケの成長は昨年より一週間遅いが、例年に比べると一週間早い。お盆すぎから雨がよく降り、暑さのぶり返しがなかったことから、虫が少なく、よいマツタケが採れているという。
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支所にはマツタケが一日百五十キロペースで順調に持ち込まれ、独特の香りを漂わせている。長さは五~二十五センチ。客は説明を受けながら、形や大きさを見比べ、自宅用や贈答用に買い求めていた。